・本プロジェクトの概要
小樽商科大学の在学生による、小樽商科大学のVR化プロジェクト!
「小樽商科大学を身近に」というコンセプトの下、高校生にVRゴーグルを無償で配布し、小樽商科大学を訪れる「疑似体験」を提供します!
写真を見ることだけでは感じることのできない刺激的な「体験」を、いつでもどこでも体感できるようなコンテンツ制作に、技術ある学生達が挑戦します。
・本プロジェクトの具体的内容
北海道小樽市にキャンパスを構える小樽商科大学は、実践的な語学教育や、時代に即した実学を重視する大学です。しかしながらその立地等から、道外の高校生が気軽に足を運ぶことが出来ない他、在学生の大半が道内出身者であるという問題を抱えています。ダイバーシティを充実させ、より良い学びの場を実現したい小樽商科大学にとって、道外の高校生へのアプローチは重要な取り組みです。そのため小樽商科大学は道外の高校生への新たなアプローチ方法を模索し続けています。そうした課題を解決すべく、小樽商科大学の在学生である私たちが立ち上がりました。
私たちは「小樽商科大学を身近に」というコンセプトの下、道外の高校生をターゲットにした「小樽商科大学バーチャルオープンキャンパスプロジェクト」という企画を立ち上げました。商大への興味を持ちながら、気軽に大学を訪れることができない道外の高校生に、小樽商科大学の「VR(仮想現実)」を提供することで、商大を訪れる「疑似体験」を体感してもらうことを目的としています。
具体的な実施内容としては、小樽商科大学の3Dワールドを作製し、プレイヤーがワールド内を自由に歩けるVR(Virtual Reality)コンテンツを製作します。ワールド内にはオリジナルキャラクターが登場し、小樽商科大学に関する情報や豆知識を聞くことが出来ます。また、VRを体験するために必要な簡易VRゴーグルを200個製作し、希望する高校生に無償で配布します。
このプロジェクトによって、高校生は自宅で小樽商科大学を歩くことができるという未来が実現します。また展望として、VR内にゲーム性をもたせたり、多数のプレイヤーが同時にワールドを歩けるようなマルチプレイ機能を実装し、更なるコンテンツの充実を図りたいと考えています。
そしてこのプロジェクトを通して、様々な思いを持ち、技術を学び実践したい学生が集まる環境で、講師の後押しを受け、「挑戦」ができる小樽商科大学を広くアピールしていきたいと考えています。
・本プロジェクトの発足経緯
プロジェクトの発端は、小樽商科大学の創作活動部と木村ゼミの出会いでした。
創作活動部は、2019年で創立7年目を迎える、「作りたいもの作る」をモットーに、様々なジャンルのクリエーターが集まるサークルです。プログラミング、3Dモデリング、イラスト、音楽、小説等、様々なジャンルで「創作活動」を趣味とするサークル員たちが集まり、その個性を掛け合わせた「モノ作り」が行われています。近年ではPCゲーム等の製作が活発に行われており、札幌ゲーム制作者コミュニティ「Kawaz」との交流も深く、年々活動の幅が広がっています。様々なジャンルで活動するサークル員が集まるため、時には自分の活動の幅が広がったり、専門の知識がなくてもゲームを作り上げることができるのが大きな特色です。
小樽商科大学の木村ゼミは、学生企業団体「株式会社SEA-NA」を経営する社会情報学科のゼミです。SEA-NAは「学生らしさ」をモットーに、ドローンによる空撮事業や、学生支援サイトの運営、サイネージ(電子掲示板)を用いた広告事業などを行っています。SEA-NAに所属するメンバーは、それぞれがプログラミングやデザインといった得意技術を持っており、その組み合わせがこうした取り組みを可能としています。
この二つの団体が、木村ゼミの指導教員である木村教授の声掛けによって集まりました。そして集まった学生たちから発案されたものが今回のプロジェクトです。このプロジェクトは、取り組む学生たちにとっても成長の機会となる挑戦であり、大学にとっても広報の一環としての新たなアプローチになることが期待されています。
今後の活動予定
2019年
1月15日 クラウドファンディング開始。プロジェクトHP公開。
2月1日 VRゴーグルデザイン公開。実装キャラクター完成。
2月15日 クラウドファンディング終了。小樽商科大学3Dワールド完成。VRゴーグル発注。
3月1日 VR実装。スマホアプリ対応完了。ストアにアプリ公開申請。
3月15日 VRゴーグル受取。ストアでアプリ公開。高校生、支援者へのVRゴーグル郵送開始。以後、随時コンテンツを更新
※2019年1月15日時点